読書の秋(^O^)/

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んにちは(^_^)

ダイニングしみず 宮沢です(^O^)/

だいぶ、涼しくなってきましたね(^・^)

そういえば(^^)暑さ、寒さも彼岸までとおばあちゃんがよく言っていました☆

 

さて!皆さん(^_^)

今日は何の日か知ってますかぁ?

私!調べたら・・・(@_@;) なんと!マッチの日でした(^^♪

 

昭和23年、配給制だったマッチの自由販売が認められた日なんですって(>_<)

私、マッチの臭いがすごく好きなんです!

皆さん マッチ使うことってありますか(?_?)

 

マッチにちなんで・・懐かしいアンデルセン童話を紹介しますね~(*^^)v

 

 

 

               ★☆マッチ売りの少女☆★ 

00280626.jpg 雪の降りしきる大みそかの晩。
みすぼらしい服をきた、マッチ売りの少女が、寒さにふるえながら、一生けんめい通る人に呼びかけていました。

「マッチはいかが。マッチはいかがですか。だれか、マッチを買ってください」

でも、だれも立ち止まってくれません。

「おねがい、一本でもいいんです。だれか、マッチを買ってください」
 

 きょうはまだ、一本も売れていません。
場所を変えようと、少女が歩きはじめたときです。
目の前を一台の馬車が走りぬけました。
 

危ない!
少女はあわててよけようとして、雪の上にころんでしまい、そのはずみにくつを飛ばしてしまいました。
 

おかあさんのお古のくつで、少女の足には大きすぎましたが、少女の持っている、たった1つのくつなのです。
 少女はあちらこちらさがしましたが、どうしても見つかりません。
 しかたなく、はだしのままで歩きだしました。
 冷たい雪の上をいくうちに、少女の足はぶどう色に変わっていきました。
 しばらくいくと、どこからか肉を焼くにおいがしてきました。

「ああ、いいにおい。・・・おなかがすいたなあー」
 

でも、少女は帰ろうとしません。
 マッチが一本も売れないまま家に帰っても、お父さんはけっして家に入れてくれません。
 それどころか、

「この、やくたたずめ!」と、ひどくぶたれるのです。
 

少女は寒さをさけるために、家と家との間にはいってしゃがみこみました。
 それでもじんじんと凍えそうです。

「そうだわ、マッチをすって暖まろう」
 

そういって、一本のマッチを壁にすりつけました。
 

シュッ。
 

マッチの火は、とても暖かでした。
 少女はいつのまにか、勢いよく燃えるストーブの前にすわっているような気がしました。

「なんて暖かいんだろう。ああ、いい気持ち」
 

少女がストーブに手をのばそうとしたとたん、マッチの火は消えて、ストーブもかき消すようになくなってしまいました。
 少女はまた、マッチをすってみました。
 あたりは、ぱあーっと明るくなり、光が壁を照らすと、まるでへやの中にいるような気持ちになりました。
 へやの中のテーブルには、ごちそうが並んでいます。
 ふしぎなことに、湯気をたてた、がちょうの丸焼きが、少女のほうへ近づいてくるのです。

「うわっ、おいしそう」
 

そのとき、すうっとマッチの火が消え、ごちそうもへやも、あっというまになくなってしまいました。
 少女はがっかりして、もう一度マッチをすりました。
 するとどうでしょう。
 光の中に、大きなクリスマスツリーが浮かびあがっていました。
 枝にはかぞえきれないくらい、たくさんのろうそくが輝いています。
 思わず少女が近づくと、ツリーはふわっとなくなってしまいました。
 また、マッチの火が消えたのです。
 けれども、ろうそくの光は消えずに、ゆっくりと、空高くのぼっていきました。
 そしてそれが、つぎつぎに星になったのです。
 やがてその星の一つが、長い光の尾を引いて落ちてきました。

「あっ、今、だれかが死んだんだわ」
 

少女は、死んだおばあさんのことばをおぼえていました。

「星が一つ落ちるとき、一つの魂が神さまのところへのぼっていくんだよ」
 

少女はやさしかったおばあさんのことを思い出しました。

「ああ、おばあさんに、あいたいなー」
 

少女はまた、マッチをすりました。
ぱあーっと、あたりが明るくなり、その光の中で大好きなおばあさんがほほえんでいました。

「おばあさん、わたしも連れてって。火が消えるといなくなるなんていやよ。わたし、どこにもいくところがないの」
 

少女はそういいながら、残っているマッチを、一本、また一本と、どんどん燃やし続けました。
 おばあさんは、そっとやさしく少女を抱きあげてくれました。

「わあーっ、おばあさんのからだは、とってもあったかい。」
 

やがて、ふたりは光に包まれて、空高くのぼっていきました。
 新年の朝、少女はほほえみながら死んでいました。
 集まった町の人びとは、

「かわいそうに、マッチを燃やして暖まろうとしていたんだね」
と、いいました。
 

少女がマッチの火でおばあさんに会い、天国へのぼったことなど、だれも知りませんでした。

 

                      おしまい

 

どうでしたか(^^♪

すごく切ない話ですよね(ToT)/~~~

読書の秋なので、オススメの本などあったら教えて下さいね(^O^)/

それではまた明日~~ヽ(^o^)丿

 

 

 

ダイニングしみずは

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このページは、SIMIZUオーナーが2010年9月16日 15:03に書いたブログ記事です。

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